2009/8/20
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北海道で動物といえば旭山を思い浮かべる人が多いと思います。私たちも今回の北海道旅行では旭山動物園にも行きましたし、クマ牧場にも行きました。でも子供たちに大人気だったのが「登別マリンパーク」でした。ここにはバックヤードツアーがあるんです。しかも1日2回も異なった場所に入ることができるんです。もちろん予約制(先着順)なので30日前を目安に予約を入れないと参加できません。私たちはキッチリ30日前の夜中の1時にメールを入れることで両方とも参加することができました。とても楽しい経験ができましたので、バックヤードツアーを中心にマリンパークを紹介します。
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マリンパークの中心にあるニクス城。この中が水族館になっています。 | 今回最初に体験させていただいた「飼育係に聞いてみ隊」と題されたバックヤードツアー。アシカとアザラシの飼育施設の裏側を覗いてみました。まずは長靴に履き替えて消毒したらいよいよ裏側に潜入です。 | |
動物を飼育している施設としてはビックリするくらいきれいに整理整頓されていて清潔感のあるシンクでした。 | 餌となる魚などを保存している大型の冷蔵庫。中に入らせてもらいましたが寒かった〜 | アシカやアザラシの体調などを考慮して、その日のメニューが決まるそうです。 |
主食となる魚は冷凍保存されたホッケやアジなどです。体重によって若干代わりますが、だいたい一日に4キロ程度食べるそうです。 | 解凍するとこんな感じです。イカも一匹入っていましたが、イカは高いので一匹しかもらえないそうです。 | 体調の悪い子などには、ビタミン剤なども混ぜてあげるそうです。 |
いよいよ飼育部屋に潜入です。愛乃は興味津々で先頭を歩いています。 | 入ってすぐの部屋にはオスのアザラシがいました。専用の小さいプールでおとなしくジーっと私たちを見つめていて、なんとも可愛らしかったです。 | この子が今回触れ合いを経験させてくれたアシカちゃんです。10代のバリバリ元気なアシカちゃんでした。 |
飼育員の方の言う事を良く聞いて、歯を見せてくれています。 | かわいい笑顔も披露してくれました。アシカの特徴として、耳たぶがちゃんとあるそうです。確かにアザラシは穴だけだったような。 | 尾びれも触らせてもらいましたが、ちょっと軟らかいゴムのようで、ダイビングに使う足ひれの先の部分に似ていました。 |
この方が今回お世話になった飼育員の結城さん。魚の与え方を教えてくれています。 | 魚の頭を前向きにしてあげるとウロコがひっかかりません。逆に尻尾からあげると上手に放り投げて頭から食べるんですよ。 | 犬のようにガツガツ食べたりしないで、やさしく手から受け取ってくれるので、子供たちも怖がることなく楽しんでいました。 |
帰りにはアシカの毛をもらうことができました。 ⇒アシカショーが行われている舞台の裏側が、みんなの小部屋になっています。 |
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「飼育係に聞いてみ隊」に参加しての感想 最初は施設の裏側を淡々と案内されるだけだろうと思っていたのですが、実際はとても充実していたのでびっくりしました。 案内してくれた飼育員の結城さんはまだ入社1年目の方でしたが、質問にも的確にハキハキと答えてくれたのでとても好感が持て質問もしやすかったです。 もっとも感じたことは、イベントなどでよく有りがちな「やってやっている」という感じがまったく無く、「この機会に何でも見て行って下さいね」と言わんばかりのサービス精神に感激しました。 内容もアシカのことアザラシのこと、教科書では知り得ないいろいろな事を、実際に飼育されている方から聞いて見せてもらい触れさせてもらえることは、子供にとって(大人も楽しい)これ以上の刺激はありません。 このページを読んでくれている皆さんにも、機会があれば絶対に経験していただきたいと思います。 体験が終わってからの子供の目の輝きと興奮した表情を見ることができますよ。 |
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午後からは「ニクスの裏側ちょっとのぞいてみ隊」に参加させていただきました。まさかこのクラゲの水槽の裏側に入れるとは、この時は思ってもいませんでした。 ⇒水槽の上から見たクラゲです。クラゲは繁殖されていて、たくさんの赤ちゃんクラゲも泳いでいました。 |
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こちらもきれいに整理されていて清潔感のある裏側です。必要なものが効率よく並べられていました。シンクは水道と海水の出る蛇口が2本あり、冷凍された魚の解凍には海水が用いられているそうです。 | ||
この大きな水槽には大型のサメがいますが、充分に餌を与えられているため小魚を食べることは無いそうです。この水槽で餌やり体験をさせてもらいましたが、餌をあげると一気に群がってくる魚を見るのは楽しいです。ボウル一杯に入れられていた餌も、たくさんの魚にあげるとあっという間に食べつくしてしまいます。 | ||
水槽の清掃をするときは左の写真のように丈夫なかごに入って、さらにサメなどにかまれても大丈夫な防護服を着て行うそうです。 愛乃も防護服の帽子をかぶらせてもらいました。 |
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左は実際のサメの口です。鋭い歯が何本も生えていて、これに噛まれたら痛そうです。 記念にサメの歯をもらい大喜びの二人。 |
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裏側にあり大きなエレベーターに乗って移動です。 エレベーターに乗っているのが、今回お世話になった志村さんです。 |
次にやって来たのがペンギンのお家。ここもきれいに整っていて、本当に感心させられました。 | これはペンギンの部屋です。つがいで部屋に入るそうです。 |
部屋に入っている所です。ペンギンは絆が強く一生より沿う場合が多いそうです。 | 次はペンギンの運動場に入らせてもらいました。外から見るよりも大きくて迫力があります | 雪乃も若干ビビッテました。 |
ペンギンの足は3本の指がありますが、よ〜く見ると足首のあたりにもう1本退化しかけた指があるんですよ。 ⇒ヒナと親鳥です。近づくと親鳥が威嚇してきます。 |
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←これはペンギンの口ばしの横にある黄色い部分が剥がれ落ちたものです。まず触る事ができないものなので子供たちも興味津々でした。 ⇒ペンギンのヒナの毛を貰って嬉しそうにしています。 |
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「ニクスの裏側ちょっとのぞいてみ隊」に参加しての感想 ここでも案内をしてくれる飼育員の方がとても親切なのでビックリ。何が見たいかな?何かやってみたいことは?などと子供たちに聞いてくれます。その場ではなかなか思いつかないと思いますので、行かれる方は事前にやってみたいことを考えておくと良いかもしれませんね。 時間は30分と限られていましたが、志村さんのご好意で10分ほどオーバーして楽しませてもらえました。 ここで感じたことは、遠慮しているともったいないな〜という事です。もちろんやってはいけないルールもあるので注意事項は守らなければなりませんが、やってみたいことや知りたいことをしっかりと飼育員さんに伝えて有意義な時間を過ごしてくださいね。 とてもお忙しい時間を割いてバックヤードツアーを企画してくれているこの機会にぜひ体験してくださいね。 最後に、限られた人数で頑張っているスタッフの皆さんが、子供たちにたくさんの夢と想い出を与えてくれていることに、この場をかりて心から感謝いたします。これからもこの企画が耐えることなく続くことを願っております。 |
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この水族館は、バックヤードツアーの他にも、気軽に体感できる企画がたくさんあります。実際にエイにも触れることができますよ。 | イワシとサメが一緒に泳ぐ水槽の餌やりタイムは見ものです。見逃さないように時間のチェックを忘れずにね。 |
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